こんにちは。
商品撮影コンサルタントのMasatsuguです。
本日は商品撮影で使うカメラの各種設定方法をズバリお教えいたします。
商品撮影を毎日のようにやっていてるネットショップの方でも正しいカメラの使い方や設定方法がイマイチよくわからない…という方は少なくないと思います。
本日はカメラの使い方をバッチリ覚えて綺麗な商品画像を撮れるようになりましょう!
▼目次
1.商品撮影でAUTOモードは使えない
2.AUTOじゃなくても撮影は簡単
3.カメラの設定をしよう(事前に設定する項目)
4.撮影時に調整する項目は「露出補正」だけ
1.商品撮影ではAUTOモードは使えない
商品撮影が上手くできないと言う方に
「どうやって撮影していますか?」
とお伺いするとほとんどの方がカメラをAUTO(オート)で撮影をされています。
人を撮影する時や風景を撮影する時などは非常に便利なAUTOモードですが、商品撮影をする時はNG。
2.AUTOじゃなくても商品撮影は簡単
「AUTOモードで撮影出来ないとなると撮影が難しそう…カメラってボタンたくさんついてるし…」
と思われた方。
安心してください!
AUTOモードでなくても商品撮影は簡単です。
これは私の愛用している一眼レフです。
こんなにたくさんボタンが並んでいます。
でも実は商品撮影の時に触る所ってたったの2箇所。
「シャッターボタン」と「露出調整ダイヤル」の2つだけ。
カメラに詳しくなくても綺麗に撮影することは可能なのです。
3.撮影前に事前に設定しておく項目
撮影時に使うボタンは「シャッターボタン」と「露出調整ダイヤル」の2つだけですが、撮影前に事前に設定しておかなければいけない項目があります。
こちらは1度設定してしまえば、今後触る必要はありません。
各種項目を以下のように変更して下さい。
▼事前に設定しておく項目
撮影モード:A(絞り優先)
F値:8〜12
ホワイトバランス:マニュアルで設定
ISO:400~800程度
フォーカスモード:AF(オートフォーカス)
測光モード:スポット測光
オートフォーカスモード:1点
内臓フラッシュ:OFF
※定常光で撮影する場合の設定値です。
たったこれだけ!
各種設定方法はカメラによって異なります。
取扱説明書を見ながら変更をしてください。
④撮影をする時に調整する項目は「露出補正」だけ
事前の設定が終わったらあとはガンガン撮影をしていくのみです!
撮影時には必要に応じて「露出補正」を行ってください。
露出補正とは簡単にいうと明るさを調整すること。
カメラの構造上、撮影する商品の色などによって画像が暗くなったり明るくなったりしてしまいすので、露出補正ダイヤルを使って手動で補正してあげる事が必要です。
露出補正:±0
上の画像はコインケースを露出補正なしで撮影した時の画像です。
実物と比べると少し明るすぎるので「露出補正ダイヤル」を使用して暗くしてみます。
露出補正:-1
実物に近い色になりました。
露出補正の方法はカメラによって異なりますので、カメラの説明書を参考にしてくださいね。
最後に画像を加工して背景を白くすれば商品画像の完成です!
|まとめ
いかがでしたでしょうか?
これだけ覚えれば十分にきれいな商品画像が撮影可能です。
今までAUTOで撮影をしていた方は早速実践してみてくださいね。
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