こんにちは。
商品撮影コンサルタントのMasatsuguです。
今回はホワイトバランスの設定方法についてご説明いたします。
商品撮影をしていると実物と画像の色が合わないなんてことがよくあると思います。
これって返品の原因になるのでとても困りますよね…
それを解決出来るのがホワイトバランスの調整なのです。
撮影をしたけど色がぜんぜん違う…
こんなお悩みを持っている方はホワイトバランスの調整を行ってみましょう。
▼目次
1.ホワイトバランスとは?
2.ホワイトバランスの調整項目
3.マニュアルで調整しよう
4.マニュアルでのホワイトバランス設定手順
1.ホワイトバランスとは
ホワイトバランスとは白いものを白く写るように補正をしてあげることを言います。(要は色を正しく表現すること)
太陽の下、日陰の下、電球の下、蛍光灯の下など光源の種類によって物の色の見え方は異なります。
人間の目は光源の種類を問わず白を白と正しく見えるよう補正をしますが、カメラはそれができません。
ですので光源によって白が白く写るよう撮影者側で設定を変えてあげる必要があるのです。
2.ホワイトバランスの調整項目
デジタルカメラにはホワイトバランスの設定を変更する項目があります。
「WB」と記載されているのが、ホワイトバランスのことです。
カメラが自動で調整を行う「AUTO」モード
撮影する場所の光源と似たものを選ぶと簡単に調整をしてくれる「白熱灯」「蛍光灯」「晴天」「曇り」「日陰」モードなどがあります。
これらのモードを変更することで簡単にホワイトバランスの調整することが出来るのです。
3.ホワイトバランスはマニュアルで設定しよう
先ほどのモードの中に手動でホワイトバランスを調整出来る項目があります。
「PRE(プリセットマニュアル)」「MWB(マニュアルホワイトバンランス)」「セットモード」などと言われるモードを使うと撮影する場所の光源に合わせて正しく色を合わせる事ができるのです。(カメラメーカーによって呼び方が異なります。)
最近はカメラの性能も上がりホワイトバランスAUTOで撮影をしてもなかり実物に近い色まで再現してくれるようになりましたが正確に色を再現できないのが現状です。
商品画像においては実物と色が違う事は返品の原因になりますので、出来るだけ正確に色を再現してあげることが必要です。
よってホワイトバランスは「手動」で設定することをおすすめします。
4.マニュアルでのホワイトバランス設定手順
設定方法はカメラによって多少異なりますが、だいたいの手順は同じですので、下記のように行ってみてください。
1、ライトなどを点灯し、いつも撮影をしている環境を準備する
2、商品を設置する場所に「グレーカードを敷く
グレーカードはカメラ屋さんなどで購入が可能です。
これを使用することでより正確にホワイトバランスを調整することが可能です。
3、カメラ側でホワイトをバランスを手動で調整する画面に移動
(カメラの説明書に必ず手順が書いています。そちらをご覧ください。)
4、グレーカードを画面にめいいっぱい写し撮影する
これで調整は完了です。
撮影場所を変えたり、ライティングが変わった時はその都度調整をしてください。
|まとめ
いかがでしたでしょうか?
これまでなかなか実物と画像の色が合わなくて困っていた方は是非お試しくださいね。
撮影の段階で色を合わせてあげれれば、その後の画像加工の手間が省け作業の効率化にもつながります。
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