こんにちは。
商品撮影コンサルタントのMasatsuguです。
本日はカメラについてのお話をしてみようと思います。
私がこの仕事をしていて1番聞かれる質問がこれです。
「どこのメーカーのカメラが1番おすすめですか?」
1番多い質問であり、1番答えづらい質問であります…
色々と大人の事情があるもので、私からどのメーカーのカメラが1番良いですよとはなかなか言えないのですが、今日の記事を見てカメラを買う際の参考にしていただければと思います。
▼目次
1、カメラメーカー
2、シェア率
3、画質・性能面
4、ECの撮影現場でよく使われているカメラ
1.カメラメーカー
まずはカメラメーカーから見ていきましょう。
現在、国内で購入することの出来る代表的なカメラメーカーは以下の通りです。
キャノン
ニコン
ソニー
パナソニック
富士フィルム
リコー
カシオ
シグマ
ライカ
現行のカメラを購入するとなると必然的にこの中から選ぶことになります。
上の5つは誰もが聞いたことがあるメーカーだと思いますが、もしかしたら下4つは知らない人もいるかもしれませんね。
各社色々と特徴がありますが書くと余計に混乱しそうですので今回は割愛いたしますが、この中でシグマとライカは嗜好性の強いカメラですので商品撮影では一般的には使われないかと思います。
2.シェア率
次はカメラのシェア率を見て見ましょう。
2016年に実際に販売された台数からシェア率が算出されています。
<一眼レフ>
1位 キヤノン(56.2%)
2位 ニコン(36.7%)
3位 リコーイメージング(6.7%)
<ミラーレス>
1位 オリンパス(34.5%)
2位 ソニー(24.8%)
3位 キヤノン(13.6%)
<コンパクトデジカメ>
1位 キヤノン(30.5%)
2位 ニコン(21.0%)
3位 カシオ(14.8%)
※2016年BCN調べ
一眼レフにおいてはキャノンが半分以上のシェアを締めていますね。
街で一眼レフを持っている人を意識してよく見るとキャノンが非常に多いことがわかります。
余談ですが、プロのカメラマンさんもニコンとキャノンを使用している方が圧倒的に多いです。
多くの人が使っているカメラを使えば何か困ったことがあった時にネット上からたくさん情報を集めることができるというメリットはありそうですね。
3.画質・性能面
次に画質や性能。
各社凌ぎを削っており新製品が出るたびにどんどん性能が良いものが出てきています。
ですが正直私はどのカメラのスペック表を見ても、実際に撮影をして見比べてもあまり違いがわかりません…
良すぎて。
少なくとも商品撮影をするには現行のカメラは十分すぎる画質・性能を持っています。
もちろんメーカーによって各々個性はありますが、でもそれは良い悪いというものではなく好きか嫌いかという類いのものになります。ですので現行のカメラを購入するのであれば画質や性能でカメラを決定するという選択肢はあまりないのでは?と私は思います。
私が利用しているカメラは5年前のモデルですが、画質や性能に限っていえば不満も持ったことはあまりありません。
4,撮影現場でよく使われているカメラ
では実際ECの商品撮影でよく使われているメーカーはどこなのかというと…
キャノンとニコン(の一眼レフ)
が圧倒的に多いです。
一部コンデジなどで撮影をしている方もいらっしゃいますが、半分以上は一眼レフを使っています。
私もEC時代にはニコンのカメラを使用していました。
理由は当時一眼レフの中でニコンが1番安かったという理由ですが…でもカメラを買うとなると予算の問題もありますよね。
シェア率が高い(=よく売れている)と価格的に有利な場合も多いと思います。
またニコンとキャノンはラインナップやレンズ・アクセサリーの数も豊富で、何より一眼レフといえばキャノンかニコンというイメージも持っている方も多いと思います。
そういった理由から一眼ならニコンかキャノンを選択される方が多いんだと思います。
|まとめ
なんとなくキャノンかニコンに絞られてしまった感がありますが、予算に余裕があるのであれば好きなメーカーを選れば良いと思います。
しかし、カメラを購入する時はメーカーで考えるより、カメラそのものの操作性や軽さなど実際に商品撮影を行った時の快適性を重視した方がベターです。
次回はどのようなカメラが商品撮影に向いているかをお話をしたいと思います。
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