こんにちは。
商品撮影コンサルタントのMasatsuguです。
今回は
商品撮影を行うにはどんなカメラは何が良いか?
についてお話しをしたいと思います。
前回の記事で "どこのメーカーのカメラがいいですか?" について書きましたが、この質問に次いで多いのが "一眼レフとコンデジどちらがいいですか?" や "スマホで商品撮影してはダメですか?" です。
最近は普段の撮影でスマホを使うことが当然のようになってきています。
スマホでも十分綺麗な写真が撮れるので商品撮影もスマホで、と考える方も多いようです。
一眼、デジカメ、スマホのどれが商品撮影に向いているかを検証してみました。
商品撮影のためにカメラを検討している方は参考にしてみてくださいね。
1.画質はスマホでも十分
2.色合いは一眼レフ・コンデジが有利
3.使いやすさは一眼
4.操作性は一眼・コンデジ
5.お手軽さはスマホ
1.画質はスマホでも十分
まずは実際に一眼とコンデジ、スマホで撮影をして画質を比べてみました。
私が実際に愛用しているカメラ達で比較です。
一眼レフはニコンのD7000
コンデジはPanasonicのCM-1(2年前のモデル)
あとiphone7とスマホはSONYのexperia XZ です。
それぞれで撮影した画像がこちらです。
ネットショップの商品画像はサイズもそれほど大きくないですし、違いは全然わかりませんね。画質は特に問題ないようです。
2.色合いは一眼・コンデジが有利
次は色合い
それぞれ色合いが違いますね。
1番実物に近いのは一眼レフとコンデジでした。
一眼レフとコンデジはホワイトバランスの調整が出来ますが、iphoneのカメラではホワイトバランスの調整が出来ません。
EXPERIAの方はホワイトバランスの調整自体はできるのですが、一眼やコンデジのようにマニュアルでの調整が出来ません。
色を正しく見せるという部分では一眼とコンデジが有利ですね。
商品画像の場合は色が違うことは返品の理由になりますので、ここにはこだわりたい所です。
3.持ちやすさはやっぱり一眼レフ
次は持ちやすさ。
商品撮影は長時間行われることが多いのでカメラの持ちやすさは重要なポイントです。
重量で考えるとコンデジ・スマホが有利ですが、軽くてコンパクトだとしっかり持てないというデメリットあります。しっかり持てないと手振れもしやすくなります。最近のスマホは薄くてちょっと持ちにくいですね…
手にしっかりと持てると言う点では一眼レフが有利ですね。
ただし重さがそれなりにあるのでその点は一眼レフのデメリットです。
4.操作性は一眼・コンデジ
商品撮影では頻繁にカメラの設定を変更することはあまりないですが、変更する場合どれくらいスムーズに行えるかで作業効率にも影響します。例えば一眼やコンデジで露出補正(明るさの調整)をする場合はカメラのダイヤルを回せば良いですが、スマホの場合は画面上で調整しなければいけません。
一眼レフの場合はファインダーを覗いたまま露出補正が出来るようなボタン配置になっていてわざわざカメラに目線を持っていく必要はありません。ここは一眼が圧倒的に有利かと思います。
5.耐久性
あと商品撮影をしていて気になる点としてカメラがどれくらいもつのか?というのもあると思います。
一眼レフやコンデジはシャッター部の機構に寿命があるので一定回数シャッターが押されたら修理をする必要があります。
一般的にはコンデジより一眼レフの方が高耐久と言われています。
iphoneやスマホは機械的な寿命より落として壊れたり、充電コードの差し込み口が使えなくなるなどカメラとは直接関係ない部分での故障が多いようです。
カメラの取り扱い方によって異なりますが、長い目で見ると一眼レフを購入して定期的に部品交換などメンテナンスをする方が費用的にはお得です。
5.お手軽さはスマホ
今の所あまり良い所なしのスマホですが、お手軽さではスマホがやはり1番です。
たまにしか撮影をされない方やヤフオクやメルカリなどで商品を出品される個人の方などはわざわざカメラを買わなくてもスマホで十分と考えることも出来るかと思います。
|まとめ
いかがでしたでしょうか?
総合的に考えるとやはり一眼かコンデジが商品撮影では有利ですね。
とはいえこれからスマホのカメラ性能もどんどん上がってくるかと思います。
スマホはほとんどの方が持っているかと思いますので、1度スマホでも商品撮影をしてみてくださいね。
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